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海外投資のメリット

当サイトで海外投資を推奨しているのには、大きなメリットがあるからです。

◆世界の市場(特に新興国)で強い企業に投資できる

日本国内で生活していればほとんど実感がありませんが、世界の国々には日本企業よりも優れた経営をしている企業がたくさんあります。

例えば韓国のサムスン電子は、すでに売上高でも純利益でも、パナソニックやソニーを上回っています。筆者は韓国という国に対してネガティブなイメージしかありませんでしたし、サムスンなんて安かろう悪かろうとしか思っていませんでした。しかし世界の市場、特に中国やインドなどの新興国では圧倒的なシェアを持ち、日本が誇る家電大手をサムスンが上回っているという事実を知り、考え方を改めさせられました。

またシャープやソニーなど日本製の携帯電話はいわゆる「ガラパゴス携帯」で、世界では全く見向きもされていません。世界市場では、高機能すぎて誰も使いこなせないような携帯よりも、ノキアなどシンプルで使いやすくて安価な製品が受け入れられています。

家電以外でも、例えば製薬業界などは、合併などで巨大化したファイザーやノバルティスなど欧米企業が圧倒的強さを持ち、日本最大手の武田薬品ですら売上げでかろうじて世界20位内に入る程度です。⇒世界の医薬品企業売上高

◆日本企業はマーケティング能力が無く、世界で勝てない

確かに「日本企業の技術力は世界最高レベルだ」というのは事実です。しかし、日本企業には技術はあっても、マーケティング能力は極めて幼稚なのです。多くの企業が日本国内とアメリカばかりを見ていて、中国やインドなど将来性のあるマーケットを軽視してきました。2007年からの金融危機でようやく、アメリカ一極集中の問題と、新興国市場の重要性を知ったようですが、先行する欧米企業に比べて大きく出遅れています。

しかし我々は、日本企業がお粗末なマーケティング戦略で没落しても、それに付き合う必要はありません。日本企業が駄目なのなら、海外の勝ち組企業に投資すればよいのです。

少子高齢化で人口減少に転じた日本では、内需拡大などありえません。中国やインドなど、新興国の経済発展を取り込める企業だけが、これからも増益を続け、投資家に利益をもたらしてくれます。そんな企業が日本にないのであれば、外国の企業に投資するしかないでしょう。

◆将来の円安への対策

筆者は日本が抱える3重苦(少子高齢化・無資源・借金大国)により経済は衰退していき、将来的には円安になっていくと予想しています。

しかし海外投資していれば、円安は資産の増大をもたらします。日本経済が衰退すれば、会社から貰える給料は目減りするかもしれませんが、円安により海外投資していた資産は増大するので、給料減少のリスクを相殺できます。

円安対策については「為替リスク」のコーナーで詳しく解説していきます。



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