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南アフリカランド=円の為替レート時系列データ

南アフリカランドは高金利通貨として、FX(外為証拠金取引)で人気の通貨です。しかし世界の為替市場全体で見れば、ドルやユーロなどに比べれば取引量が少なく、リスク(ボラティリティ)が極めて大きな通貨です。このことは、FXはいうまでもなく、南アフリカのETFや個別株などに投資する場合も、必ず知っておきたい点です。

まずは為替チャートを確認してみましょう(時系列データは最下部にまとめています)。

ランド=円のチャート

上記チャートは、1996〜2010年の15年間のランド=円の推移を表したものです。ご覧のように、長期的に見れば2倍以上の円高、つまりランドの価値は減価していることが分かります。

新興国の通貨は、先進国の通貨に対して切り上がっていくという法則(バラッサ・サミュエルソン効果)を紹介しましたが、南アフリカランドはこの法則に当てはまっていないという事でしょうか?今度は米ドルとランドのチャートを見てみましょう。円に対してほどではありませんが、米ドルに対してもやはりランドは下落している事が分かります。

ランド=米ドルのチャート

典型的なハイリスク通貨

2002〜06年にかけて、1ランド=11円台から19円台にまで円安が進んでいます。同時に年10%近いスワップ金利も付いていた事で、この間にランド買いのキャリートレードをしていた人は、莫大な収益を上げていました。しかし、世界的な金融危機の煽りで、1ランド=10円割れにまで円高が進みました。高レバレッジで取引していた人は、悲惨な目に合った事でしょう。

金融危機で両国の金利差が縮まったことも原因の1つですが、それ以前に、南アフリカは恒常的な経常赤字国〜つまり元々通貨安圧力が強い事も原因です。かつての日本や近年の中国などに比べれば、経済成長率がさほど高くないことが要因の1つです。

2011年以降の中期的な見通しとしては、日本の利上げは当面あり得ないので、南アフリカとの金利差が再び広がり、円安=ランド高が進む可能性は高そうです。但し、ひとたび世界的な金融不安が起きれば、キャリートレード解消の動きが加速し、急激な円高=ランド安が進むリスクも非常に高いでしょう。南アフリカへの投資、特にFXでランド買いする人は、欲張って高いレバレッジを掛けず、外貨預金感覚の1〜2倍程度に留めた方が賢明でしょう。

※付録ランド円の時系列データ、及び米ドルとの時系列データ(共にエクセルファイル)。





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